2011年03月17日
花と言葉・・・
うちの娘が、学校帰りに道端で摘んできてくれた 菜の花。
うれしい。
そういえば、阪神淡路の震災後、復興が進められる中
一番に再開したお店が、お花屋さんだったそうだ。
ワシの好きな詩人 茨木のり子。
『 わたしが一番きれいだったとき
街々はがらがら崩れていって
とんでもないところから
青空なんかが見えたりした
わたしが一番きれいだったとき
まわりの人達が沢山死んだ
工場で 海で 名もない島で
わたしはおしゃれのきっかけを落としてしまった
・
・
・
だから決めた できれば長生きすることに
年とってから凄く美しい絵を描いた
フランスのルオー爺さんのように
ね 』
戦争体験の詩だが、
おちゃめな締めで 希望がのぞいているのがいいなと思う。
Posted by まるちゃん at 18:11│Comments(0)